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40代女性はなぜ痩せづらい?ホルモンの視点から解説
2024年7月22日
静岡市・清水区・蒲原
『40代女性ダイエット専門トレーニングジム』
パーソナルトレーナーの小林です。
多くの女性が実感するのが、40代にはいった途端の「痩せづらさ」。頭を抱えている人も少なくないと思います。
本日はそんな問題の原因を「女性ホルモンのエストロゲン」の視点から解説していきます。
エストロゲン減少の影響
エストロゲンは女性ホルモンの一種で、女性らしい体つきをつくったり、骨の健康、肌のハリなどにも関わっています。
またエストロゲンは「脂肪の分解や代謝」「脂肪合成の抑制」といった機能を持っており、脂肪が溜まりづらい体を維持してくれるんです。
しかし加齢によって卵巣機能が低下すると、エストロゲン分泌量の低下につながります。
その結果、脂肪の分解や代謝が滞り「脂肪が溜まりやすい体」になってしまうんです。
特に閉経が近づくと、エストロゲンの分泌は急激に減少します。
そのため、閉経が近づく40代以降になると「何をしても痩せないカラダ」になってしまうんですね。
女性ホルモンを整える食品
ではエストロゲンの分泌を増やすには、どうしたらいいのでしょうか?
定期的な運動・睡眠など様々なアプローチはありますが、その中でも取り組みやすいのが「大豆製品を食べる」です。
大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは「食物性エストロゲン」とも呼ばれており、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。
大豆イソフラボンとエストロゲンは、分子構造が似ているからですね。
そのため習慣的に大豆製品を食べる習慣があると、大豆イソフラボンが減少したエストロゲンの代わりを担ってくれます。
するとホルモンバランスを整えることができ、エストロゲン分泌低下による「脂質代謝の低下」を防ぐことができるんです。
脂質代謝の低下を防げれば「脂肪も溜まりづらく」なり「体脂肪の燃焼も促進」されるので、40代女性の痩せづらい体の強い味方になってくれるんです。
ただし、大豆イソフラボンは1日で体が吸収できる量が決まっています。
1日の上限摂取量は70~75mg。豆腐であれば約300g。納豆であれば2パックが目安となります。
食べれば食べるほどいいという訳ではないので、気を付けていきたいですね。