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【ストレス対処法】運動するだけでストレスに強くなれる!?
2024年6月18日
静岡市・清水区・蒲原
『40代女性ダイエット専門』パーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの小林です。
日々日常生活を送る中で、少しずつ蓄積するのがストレス。
このストレスを発散するのに最適なのが「有酸素運動」ということはご存じでしょうか。
パーソナルトレーニングというと、筋トレのイメージが強いかもしれませんが、今回は「有酸素運動とストレス耐性」について深堀していきます。
有酸素運動とホルモンの関係
「ストレス発散には運動が最適」
昔から言われていることですが、なぜ最適とされているのか理解できない人も多いのではないでしょうか。
「ストレスを緩和してくれる」「脳内のセロトニンやドーパミンの分泌が増える」
理由はいろいろとあるんですが、その中でも注目すべきは【コルチゾールのバランスを整える】です。
我々はストレスに直面すると、そのストレスに対抗するホルモン「コルチゾール」を分泌して脅威に立ち向かうことができます。
- 脂肪の分解
- 血糖の上昇
- 脈拍の上昇
- 免疫制御
などをいった作用を発揮し、迫りくる危機に対抗しようとするんですね。
その一方で、コルチゾールの過剰分泌が頻繁に起こると、肝臓に蓄積された糖(肝グリコーゲン)が枯渇しやすく低血糖に陥りやすくなります。
低血糖になると体が低エネルギー状態になるので、「甘い物への欲求増加」「異常な食欲の上昇」といった症状がみられやすくなります。
つまりコルチゾールというホルモンは、出過ぎず・出なさすぎず「適切なバランスを維持する」ことが健康・ダイエット両面において非常に大切になるんです。
そして、そんなコルチゾールの分泌バランスを整えてくれる効果を持つのが「有酸素運動」です。
有酸素運動を日常的に行っているひとは運動習慣がない人に比べて、ストレスに直面した場面でも「コルチゾールの分泌量が少なくなる」ということがわかっているんですね。
「じゃあどのくらいやればいいの?」
と思うかもしれませんが、健康効果を実感したければ「週あたり150分以上」を目標にするのがよさそうです。
「いきなり150分はきつい」という方は、1日10分程度のウォーキングを始めていきましょう。
「運動を始めると逆に回復する」
クライアント様の経過をみるなかでも、ますます確信が増していきます。