ですが「頑張って歩いているのに全然痩せないんです」という言葉を耳にします。

週に何回もジムに通ってウォーキングをしているのに、体型が全然変わらない人も少なくないんです。

そこで今回は「ウォーキングをしているのに痩せない原因」と「痩せないときの対処法」を解説していきます。

ウォーキングをしているのに痩せない原因

まずウォーキングをしているのに痩せない原因の１つに「食事管理が出来ていない」というパターンが１番多くあります。

体脂肪を落とすためには「消費カロリー＞摂取カロリー」栄養バランスを作ることが必須になりますが、これは有酸素運動においても例外ではありません。

ちなみにウォーキングを1時間したときの消費カロリーは大体150～200kcal。おにぎり1個食べたらチャラになる消費カロリーです。

そのため「ウォーキングしているのに痩せない」という人は、消費カロリーにウォーキングの消費カロリー分を加えても、摂取カロリーを上回っていないパターンが多いんです。

またウォーキングをしているのに痩せないという人の中には「空腹状態」で行っている人も少なくありません。

一見効果のありそうなテクニックですが、長期なダイエットという視点から見ると逆効果になってしまうんです。

「体脂肪が燃えやすくなっていいんじゃない？」と思うかもしれません。
ですが空腹状態で運動すると、脂肪が落ちると同時に筋肉もたくさん落ちてしまうんです。

筋肉は基礎代謝の向上をしてくれる組織の一部ですが、筋肉が落ちてしまったらどうなるでしょうか。

そう。代謝落ちて痩せづらい体に。場合によっては前よりも太りやすい体になってしまいます。

特に女性は筋肉を落とさずに、ダイエットすることが成功のカギです。
そのため、空腹状態でウォーキングを繰り返すのはかえって痩せない原因になってしまうこともあるんです。

運動よりも食事を見直す方が効果的

ではどうすれば、痩せることができるのか。
それが【食事の見直し】です。

・1日3食以上たべているか
・糖質制限はしていないか
・運動の前に食事はとっているか
・3大栄養素のバランスはとれているか
・微量栄養素も摂れているか

見るべきところはたくさんありますが、こういった食事のポイントを見直すことでウォーキングをしなくても痩せることが出来るんです。

さらに「メリハリのあるキレイな体」を作りたいのであれば、俄然ウォーキングよりも筋トレの方が効果的です。

筋肉をつけることで「出る所は出して」「引き締めたい所は引き締める」ことができます。
さらに筋肉が増えて基礎代謝もあがれば「たくさん食べても太りづらい体」になります。

そのため、長期的な視点で体型を維持・向上したい方は【ウォーキングよりも食事管理】【ウォーキングよりも筋トレ】にトライする方が効果的になります。

もちろん一朝一夕では成しえませんが「こんなはずじゃなかった」と思ってから方向転換するのでは、さらに時間が掛かってしまいます。

ぜひご自身のなりたい姿に合わせて、はじめから適切な手段を選んで頂ければと思います。