How to eat rice【R●AZPでは教わらない】
痩せるお米の食べ方3選

一時の糖質制限のブームがあったため「お米は食べると太る」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

しかしお米自体は太る食べ物ではなく、むしろ体脂肪燃焼を促進してくれる食べ物です。

適量・正しい食べ方をすることで、お米を食べながらでも「キレイに痩せる」ことができるんですね。

そこで今回は「痩せるお米の食べ方3選」を紹介していきます。

お米は基礎代謝を守る

ダイエットをする時に、重要となるのが「基礎代謝」。ダイエットについて調べことのある方なら、一度は耳にしたことがあると思います。

体脂肪を燃やすためにも、いかにこの基礎代謝を維持していくかがポイントになるのですが、その時にもっとも効率のいいエネルギー源となるのが「糖質」になります。

つまり「基礎代謝」を回すために糖質は使われるので、日本人の主食となるお米を毎日食べても痩せることができるんです。

またこれとは逆に糖質を抜くと、筋肉が減り「痩せづらい体」になってしまいます。

糖質がない状態が続くと、タンパク質を糖質に変換して利用する「糖新生」という反応が働いてしまうんです。

そして「糖新生」という反応が起きると、体は筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとします。
結果として筋肉の分解・減少がおこり、基礎代謝の低下・痩せづらい体に陥ってしまうことがあるんです。

筋肉が減ってしまっては体のキレイなラインは残せませんし、場合によってはリバウンドしやすくなることもあります。

だからこそ、しっかりとお米を食べながら痩せる方法を身に着けた方が、長期的なダイエット・体作りにおいても効果的になります。

痩せるお米の食べ方3選

キレイに痩せるため、そしてリバウンドを防ぐためにも、お米を食べたほうがいいことがわかりました。

では具体的に「痩せるお米の食べ方3選」をご紹介していきます。

1. 少し冷ましてから食べる

お米を冷ましてから食べることで「レジスタントスターチ」というでんぷんが増加し、ダイエット効果が高まります。

通常のでんぷんは腸で消化されますが、レジスタンスタージは大腸まで届き食物繊維と同じ働きをしてくれるんです。

さらにレジスタンスターチは「腸内環境の改善」「血糖値の上昇抑制」「脂肪の蓄積を抑える」といった役割があり、近年注目されているダイエット成分です。

血糖値の上昇が抑えられれば「満足感の継続」「空腹感の軽減」といった効果も見込めるので、ストレスを減らしながらダイエットすることができるんです。

そして、冷ます時間は「常温で1時間が理想」とされています。

食前の1時間前にだしてラップをかけて置いておくだけでいいので、ふと思い出したときでも試しやすいと思います。

2. 食べる順番をあとにする

主菜や副菜・汁物のあとにお米を食べる事で、体脂肪蓄積をおさえることができます。

先に食物繊維を含む野菜を食べたり、タンパク質を含むお肉や魚を食べることで、血糖値の急上昇を防ぐことができ、余分な糖が血中に残りづらくなります。

血中に糖が残らなければ脂肪細胞も増えづらくなるので、ダイエットをスムーズに進めやすくなるんです。

その一方で、食事のはじめに多量のお米を食べてしまうと、血糖値が急激にあがりインスリンが多量に分泌されます。

インスリンの影響で血糖値は急降下しますが、血中から取り除かれた余分な糖質は脂肪細胞に溜め込まれてしまいます。

すると脂肪細胞は体脂肪に取り込まれてしまい、結果として体脂肪増加に繋がってしまうんです。

さらに血糖の激しい上下を繰り返すと、インスリンの反応が悪くなり「高血糖」を招く事もあります。

高血糖は状態が悪化すると「糖尿病」に繋がることもあるので、食べる順番をあとにすることは健康においても心掛けたい行動なんです。

3.必要以上に食べ過ぎない

お米は代謝を維持・向上する食べ物ですが、必要以上に食べ過ぎてしまうと必ず体脂肪になります。

そのため、どんな痩せる食べ方をするとしても「適正量」を守ることが一番大事です。

「ダイエット中でも食べられるから」と食べ過ぎないよう気を付けましょう。

では実際に、どのくらい食べればいいのかというと「1食150g程度」です。

カロリーに換算すると「234kcal」になります。

人それぞれの体格や運動量にもよって変わりますが、一般的なデスクワークをして運動習慣がない女性であれば「1食150g」がおおよその適正になります。

厳密にいうと「炭水化物は1食のカロリーの50~60%が理想」なので、細かく計算したい方は「メンテナンスカロリー」と検索。

自分に必要な1日のカロリーを把握して、そこから1日に必要なご飯の量を計算してみてください。

もし「そんなのメンドクサイ」というのであれば、そこはパーソナルトレーナーの出番です。