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ハイボールでも痩せない原因とは?

2025年3月7日

清水区蒲原にある、40代女性ダイエット専門トレーナの小林です。

太らないお酒の代表として挙げられるのが、ウイスキーやジンなどの「蒸留酒」。

ダイエット中に飲まれている方も、多いのではないでしょうか。

しかし残念ながら、体のパフォーマンス的にメリットがないのがお酒です。

楽しみやコミュニケーションでは一役買うこともありますが、上手にお付き合いしていくためには、飲酒量と頻度のコントロールが必須になります。

デメリットは色々とありますが、今回はアルコールで欠乏しやすくなる「ビタミン・ミネラル」について解説してきます。

お酒は調べると色々悪い面が出てきますが、特に厄介なのが「エネルギー代謝」と密接に関わる、亜鉛・マグネシウム・ビタミンB群が浪費されてしまうことです。

これらのビタミン・ミネラルは補酵素といって、エネルギー代謝を円滑に働かせるアシスタント役を担っています。

エネルギー代謝とは食事で摂取したエネルギーを体が消費して活動し、余分なエネルギーは飢えに備えて蓄え、必要なときに利用するというサイクルのことです。

食べたものがそのままエネルギーとして活用されるわけではんく。代謝の回路でエネルギーに変換されることで私たちの体は活動できるわけです。

しかし、亜鉛・マグネシウム・ビタミンB群が欠如すると、エネルギー代謝がうまく回らず、食べた物や体内に蓄えたものが使われづらくなります。

すると、いわゆる「代謝が悪い状態」に陥ってしまい、痩せづらくなってしまうわけです。

また、慢性的な飲酒では

  • ビタミンB1・B3・B6・A
  • 葉酸
  • マグネシウム
  • 亜鉛
  • カリウム
  • ナトリウム
  • カルシウム

といった補酵素の栄養が欠乏しやすくなり、エネルギー代謝が停滞しやすくなります。

結果的に食べたものは消費しにくくなり、余ったエネルギー源は脂肪として蓄積。

食事に気をつけていても蓄えている脂肪を消費しにくく、食後すぐにエネルギーが枯渇してしまうので、結果として間食・甘いお菓子がやめられなくなり暴食にも繋がってしまうわけです。

お酒が好きな方は断酒せずとも、飲酒量と頻度は抑えていただくとダイエット成功への道は近くなります。

体調も良くなり疲労も溜まりづらくなるので、アルコールとの付き合い方は注意深くなりたいところです。