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糖質制限ダイエットの副作用
2024年5月8日
静岡市・清水区・蒲原
『ダイエット専門』パーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの小林です。
あなたは「糖質制限ダイエット」というダイエット方法を聞いたことがありますでしょうか?
某パーソナルジムの影響もあり、知らない方を探すのが難しいのではないかというくらい浸透している食事法ですよね。
高い効果がでるダイエット法でもあるので、すでに実践された方もいると思いますが、実は糖質をとるダイエットと異なり健康面に悪影響がでるダイエット法でもあるんです。
そこで今回は「糖質制限の副作用」を解説していきます。
糖質は本当に悪者なのか?
コンビニやスーパーに行けば必ず見かける「糖質オフ」や「ローカーボ」といったパッケージ。
何気なく悪者扱いされるようになってしまった糖質ですが、本来糖質は「カラダにいい栄養」です。
そもそもの話になりますが、同じように扱われている「糖質・糖類・炭水化物」はそれぞれ異なった定義を持った用語です。
その中でも避けるべきは糖質の一部分である「糖類」であり「糖質」「炭水化物」に関しては体にいい影響をもたらす物であれば何ら問題ないんです。
そのため、一般に「糖質制限ダイエット」として進められている様な食事制限を行うべきではないのではというのが私の基本姿勢になります。
私の指導現場でも、個人によって差はあれど「糖質制限ダイエット」で何らかの体調不良を経験されていた方が多いです。
そのため「体脂肪の蓄積を促すような糖質」と「体にいい影響を与えてくれる糖質」を見極めていくことが重要になります。
糖質制限で病気のリスクがあがる?
糖質制限は元々、糖尿病患者の方の治療の為に用いられたきた食事法です。
そのため、糖尿病を罹患している方、もしくは予備軍の方にとって適切な食事法であることは間違いありません。
しかし健康な方が専門家の指導を受けずに糖質制限を行う場合、数々のリスクがあることを忘れてはいけないんです。
例えば糖質制限を行うと、不足したエネルギーを補うために、主菜や副菜の摂取量が多くなる傾向にあります。
そこには、悪玉コレステロールを増加させる飽和脂肪酸や、血圧上昇を引き起こす塩分の摂取量が増えてしまうなどの危険性があります。
その結果「脂質異常症」や「高血圧症」といった生活習慣病にかかってしまい、動脈硬化が進行。
最終的には心筋梗塞や脳梗塞などの、恐ろしい病気が待ち受けているんです。
健康とダイエットの両輪を回す
どんなダイエットをする上でも「健康がベース」であり、それを一貫してお伝えするのが当ジムの理念であります。
そのため「きつい食事制限をする一時のダイエットに効果のある食事」は一切ご案内しておりません。
その代わり、あえて1日3~5食しっかり取り入れることで、エネルギッシュに動ける体を作るとともに”一生続けられるお食事”を前提にご案内しています。
ダイエットの為の極端な食事法をしなくても、クライアントの皆様はしっかりとシェイプアップし結果を出されています。
世の中に「〇〇するだけで痩せる」といった誤った情報や、体重の減少と引き換えに健康を損なうダイエットも見受けられます。
仮に痩せたとしても「その後の健康損なわれては本末転倒」ということを忘れずにすごしていきたいですね。