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ダイエット続かない人が持つべき目標の立て方①

静岡市・清水区・蒲原

『40代女性ダイエット専門』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの小林です。

運動にしろ食事管理にしろ、ほぼ100%の人がつまづくのが継続

私のもとへお越しいただくクライアントさんも「継続さえできれば」という方が多数派です。

とは言っても「継続が一番難しい」のも事実。「今回こそは!」と思っても、すぐ落ちない体重に心折れてしまう人も多いと思います。

そこで当ジムがお客様に推奨している【ダイエットを継続するための目標の立て方】をご紹介していきます。

ダイエットの先に何が欲しいのかを明確にする

当ジムでカウンセリングをする際に、必ずお伺いしているのが「ダイエットした先に何が欲しいのか」です。

お伺いしてみると、意外と出てこないクライアント様もいるのですが、ここをハッキリさせておくかどうかでダイエットの継続率は大きく変わります

例えば

  • 「痩せて誰かを見返したい」
  • 「年に1回ある同窓会で自分だけ太っていたくない」
  • 「痩せて自分に自信を持ちたい」

など、これが「ダイエットの先の何か」になります。

よく「結婚式でワンサイズ下のドレスを着る」という目標を掲げる方も多いですが、女性からすればこれほど強い「ダイエットの先の何か」はありませんよね。

つまりここを明確にしておくかで、自分の目標とする体重・体型までダイエットを継続できるか大きく変わってくるんです。

そして「ダイエットの先に何が欲しいのか」はいたって個人的な目標でなければ続きません。

個人的な目標とは「自らの利益になる目標」で

  • 【自分の将来の健康のため】にダイエットする
  • 【自分の理想の体のため】に痩せる
  • 【自分の憧れの人に近づくため】に筋トレする

といった「自分」が主語で始まる目標です。

ダイエットをすることで「自分が何を叶えたいのか」。もしくは「どんなイヤな思いをしたくないのか」。

ここをハッキリさせることが、ダイエットの継続に大きく関わるんです。

なので「今までダイエットが続かなかった」という方は、漠然と痩せようとするのではなく「ダイエットの先に自分が何が欲しいのか」を明確にしてみてください。

とは言っても、一度思ったことを忘れてしまうのが人間です。

次回の記事ではそれを忘れずに【継続するコツ】をご紹介していきたいと思います。

もし「自分が何が欲しいのか」がわからないようであれば、ぜひ当ジムのカウンセリングで一緒に探してみましょう。絶対に見つけてみせます。

【要注意】水をたくさん飲むと痩せるってホント?

静岡市・清水区・蒲原

『ダイエット専門』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの小林です。

少し夏を感じる季節になり、多くのクライアント様がダイエットに挑戦する時期になってきました。

そしてダイエットに関して調べていると、こんな記事を見かけることもあります。

水をたくさん飲むと痩せる

水が体脂肪燃焼に効果があるように記載しており、水を飲むだけで痩せるように書かれていることもあるんですね。

では実際に、水を飲むと痩せることはできるのか。今回は水とダイエットの関係について解説していきます。

水を飲むと消費カロリーは増える

まずは1つの実験を元に、水の効果を見ていきましょう。

健康な男女14人を対象にしたある研究では、500ミリリットルの水を飲むことでエネルギー消費量が30%増えたことを証明する実験がありました。

飲み終わってから10分以内に効果が出始め、その効果は1時間以上続いたそうです。

つまりこの研究では「1日1.5ℓずつ水の量」を増やすと、毎日のエネルギー消費量が50kcal増える。

そしてこの習慣を1年間継続すると理論上は「17400kcal」の消費エネルギーになり、体脂肪2.4㎏を減らす効果があるとされているんです。

直接的に脂肪は燃やさない

しかし1つ疑問があります。

「水を飲むことで消費カロリー」を増やすことはできましたが、直接的に脂肪を燃やす作用はあるのでしょうか。

実は、水を飲むことで消費カロリーが増え体脂肪燃焼をサポートする役割はありますが、水を飲むこと自体に直接体脂肪を燃やす働きはありません。

そのため『たくさん水を飲んでも摂取カロリーが多ければ体脂肪は増えます』し、『水をあまり飲んでいなくても摂取カロリーが少なければ体脂肪は減る』ということになるんです。

もちろん水を飲むことで消費エネルギーが増えたり、排便がスムーズになる。また血流がよくなり、むくみが改善するといったことはあります。

ですが「水を飲むことで体脂肪が燃える」ということはなく、あくまでも体脂肪燃焼のサポートをする副次的な役割しかないんです。

水の飲み過ぎは「低ナトリウム血症」の誘発も

逆に水の飲み過ぎは「低ナトリウム血症」などを引き起こし健康被害がでることもあります。

低ナトリウム血症とは「水の多量摂取によって、血中のナトリウム濃度が下がる状態」なんですが、この状態になると主な症状としてめまい・頭痛・下痢。

悪化すると吐き気や嘔吐、錯乱、意識障害、呼吸困難。最悪の場合、死に至る可能性もあります。

早く痩せたい!

と焦っている人ほど、今までの倍以上の水をいきなり飲んでしまうこともあるので、低ナトリウム血症を引き起こさない範囲で水分をとることが大切になるんです。

1日の目安は?

とは言っても、私たちの体は約60%が水分で出来ており、水が健康的に生きていく上で欠かせないものであることは間違いありません。

では実際、1日にどの位の水を飲めばいいのでしょうか。

それが「体重(kg)×35ml」です。

体重が50kgなら「50×35ml=1750ml」が1日に摂取するべき水の最低量になります。

これには味噌汁やスープ・果物など食事や食材からとる水分も含まれます。

なので、朝起きたとき・お風呂あがりなど生活の区切りごとに水分が取れていれば、無理に水を飲もうとしなくてもクリアできるんですね。

もし運動をするのであれば、これに+500mlを目安。無理に飲まなくても必要な量は達成できるので、気張らずこまめに水分補給をしていきましょう。