静岡市・清水区・蒲原
『40代女性ダイエット専門』パーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの小林です。
ダイエット中でも飲めるお酒の代表格として、よく挙げられているのが「蒸留酒」
糖質が少ないから!
という理由でハイボールや焼酎を、飲まれている方も多いのではないでしょうか。
実際、蒸留酒は糖質量が少なく「某大型パーソナルジムでも飲んでいいお酒」として認められています。
ですが、例え蒸留酒であったとしてもお酒を飲んでしまうとダイエットの成功率がガクッと下がってしまうんです。
そこで今回は「蒸留酒でもダイエット中は避けた方がいい理由」をしていきます。
なぜ蒸留酒は太りづらいと言われる?
ご存じのかたもいるかと思いますが、お酒には「エンプティカロリー」というものが含まれます。
エンプティカロリーとは、カロリーが0(空=エンプティ)という意味。
お酒に含まれるアルコールには「1gあたり7.1kcal」のエネルギーがあるのですが、このうち70%ほどは代謝で消費されることが分かっています。
そのため、同じカロリーを糖質や脂質でとったときより、体に蓄積されづらいとされているんです。
血糖維持ができなくなる
多くのかたがご存じですが、体内にアルコールが入ると「肝臓で”解毒”」が行われます。
この解毒作用は肝臓の主な機能とされていますが、実は肝臓にはもう一つ大切な仕事があるんです。
それが「血糖の維持機能」です。
食事でとった糖を貯蔵したり、全身に蓄えた脂肪や筋肉を分解して「空腹時に血糖値をあげる」という役割を担っています。
これらが働くことで、私たちはお腹が空いても活動することができるんです。
この機能が働くおかげで、どんなにお腹が「ぐーぐー」鳴っていてもお食事処まで歩いていけるんですね。
しかし、飲酒をすると肝臓の機能は直接的に弱まります。
こうなると、上がるはずの血糖値があがらなかったり、血糖の維持機能が低下してしまい
✅血糖値を上げたくて甘い物への強い欲求
✅血糖値をあげたくて糖質を渇望する
✅血糖が低いので日中の倦怠感・疲労感
✅お昼を食べたのにすぐにお腹が空く
といった、あまり歓迎すべきではない症状に見舞われてしまうんです。
さらにアルコールが及ぼす影響は、これだけにはとどまりません。
次回はアルコールが及ぼす、別の悪影響も見ていきましょう。