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ダイエットの停滞期はなぜ起きる?

静岡市・清水区・蒲原

『ダイエット専門』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの小林です。

ダイエット中、誰もが経験する「停滞期」。

カロリーを抑えたり適度に運動を継続していても、あるときを境に体重の変動がピタっと止まってしまうんですよね。

また停滞期という程でなくても、頑張ってる割に体重の減少が進まない。ダイエットは過去に成功したことあるけど、前回と比べて体重が落ちない。

そんな状況に陥っているあなたにご指摘したいのが「甲状腺機能の低下」です。

聞きなれない方もいると思うので、詳しく解説していきます。

甲状腺機能とは?

甲状腺とは喉の周りにある器官のことで、甲状腺ホルモンの分泌を担っています。

甲状腺ホルモンの働きとしては

  • 代謝の向上
  • 体温をあげる
  • 心拍数をあげる
  • 糖の吸収促進
  • 体脂肪燃焼ホルモン(カテコールアミン)の作用増強

といったダイエットへの強い関りがあります。

ですがこの機能は、ダイエット中の「低栄養」「低糖質」「鉄・亜鉛・ヨウ素などのミネラル不足」が原因となって働きが低下することがあります。

では甲状腺機能のこれらの働きが低下するとどうなるのでしょうか。一例としては

  • 基礎代謝が低下し、エネルギーを消費しにくい省エネモード“に。
  • 体温も下がり、体脂肪の消費は抑制
  • 空腹時血糖値の維持が難しくなり、異常な食欲と糖質への欲求
  • 脂肪燃焼のトリガーとなるカテコールアミンの効きが弱くなり、体脂肪が減らなくなる

といった、ダイエットでは望ましくない状態に陥ってしまうんです。

つまりダイエットでいうところの「停滞期」は甲状腺機能の低下によって引き起こされる現象だったんですね。

甲状腺機能を維持する為には?

では甲状腺機能を維持しながら、できるだけ停滞期にならないためにはどうすばいいのでしょうか。

それが「①極端に食事を減らさない」と「②鉄・亜鉛・ヨウ素などのミネラルを摂取する」です。

①に関してはメンテナンスカロリー(※体が1日に必要とするエネルギー量)からマイナス500kcalにとどめる。

②に関しては、それぞれの栄養を多く含んでいる食材を食べたり、サプリメントを活用するのもOKです。(オススメの食材は別記事で解説していきます。)

上記のアプローチがポイントになります。

甲状腺機能は一度ガクッとさがってしまうと、栄養や運動による包括的なアプローチが必要です。

そうならないためにも未然の対策が大事になるので、どうせやるなら「正しいダイエット」で理想の体を作り上げていきましょう。

甘い物がやめられない…その理由は〇〇不足!?

静岡市・清水区・蒲原

『ダイエット専門』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの小林です。

「ダイエット中なのに甘い物がやめられない」

特に甘い物が好きな人であればあるほど、似たような経験がありますよね。

一般的に甘い物がやめられないのは「糖質への依存」と言われていますが、実は微量栄養素が大きく関わっている可能性があるんです。

そこで今回は「甘い物がやめられない原因と対処法」を解説していきます。

甘い物の依存はビタミン・ミネラル不足!?

なるべくやめようと思っても、なかなか止められないのが「甘いもの」への欲求。

特にダイエット中になればなるほど、その欲求と戦っているかたも多いのではないでしょうか。

頭ではわかっているのにやめられない。そんな甘い物への依存は「ビタミン・ミネラル類が不足」しているのが原因なんです。

と言うのも、私たちが摂取したエネルギー(糖質・タンパク質・脂質)は、体内に入るとそのままエネルギーとして使われるワケではありません。

筋肉が動いたり、各細胞が使いやすい形に変えるため、細胞内のミトコンドリアで「ATP」というエネルギー分子に変えられて活用されていきます。

そして、このATPを生み出す際には、鉄やマグネシウムといったミネラルやビタミンB群が必須になります。

そして、ビタミン・ミネラル類が摂れていないと

ATP生成に必要な栄養が細胞まで届いていない

と言う状態になり【細胞レベルでエネルギーが枯渇してる状態】になってしまいます。

すると、私たちの体がこの状態になると、比較的エネルギーとして活用しやすい【糖】を強く欲しがるようになるんですね。

結果として甘い物を食べるけども、ビタミン・ミネラル類が足りずエネルギーとして活用できないので、さらに甘い物を…

このようにして「甘い物がやめられないループ」にハマってしまうんですね。

ビタミン・ミネラルを摂れる食品

では甘い物をやめられないループを止めるためには、どのような対処をすればいいのでしょうか。

答えはシンプル。「ビタミン・ミネラル」を摂ればいいんです。

そして、ビタミン・ミネラルを摂れる食材として挙げられるのが【】です。

卵にはビタミンCと食物繊維以外のすべての栄養素が含まれており、ほぼすべての微量栄養素を網羅できるんです。

ただしビタミンCと食物繊維はとれないので、その2つの栄養素は他の食材で補填する必要があります。

そこで登場するのが【ブロッコリー】です。

ブロッコリーはビタミンCが豊富で食物繊維も多く含まれているので、ビタミン・ミネラルを満遍なく補給する上で、とても相性のいい食べ合わせになるですね。

もし

毎回用意するのがめんどくさい…

というのであれば、サプリメントの活用もOKです。

市販のサプリメントでミネラルが含まれているマルチビタミンであれば、1日数回の摂取で完結できるので、時間がない人ほど最適な手段になります。

甘い物がやめられない。それはあなたの意志が弱いのではなく、細胞からのサインかもしれません。

糖質制限ダイエットの副作用

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『ダイエット専門』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの小林です。

あなたは「糖質制限ダイエット」というダイエット方法を聞いたことがありますでしょうか?

某パーソナルジムの影響もあり、知らない方を探すのが難しいのではないかというくらい浸透している食事法ですよね。

高い効果がでるダイエット法でもあるので、すでに実践された方もいると思いますが、実は糖質をとるダイエットと異なり健康面に悪影響がでるダイエット法でもあるんです。

そこで今回は「糖質制限の副作用」を解説していきます。

糖質は本当に悪者なのか?

コンビニやスーパーに行けば必ず見かける「糖質オフ」や「ローカーボ」といったパッケージ。

何気なく悪者扱いされるようになってしまった糖質ですが、本来糖質は「カラダにいい栄養」です。

そもそもの話になりますが、同じように扱われている「糖質・糖類・炭水化物」はそれぞれ異なった定義を持った用語です。

その中でも避けるべきは糖質の一部分である「糖類」であり「糖質」「炭水化物」に関しては体にいい影響をもたらす物であれば何ら問題ないんです。

そのため、一般に「糖質制限ダイエット」として進められている様な食事制限を行うきではないのではというのが私の基本姿勢になります。

私の指導現場でも、個人によって差はあれど「糖質制限ダイエット」で何らかの体調不良を経験されていた方が多いです。

そのため「体脂肪の蓄積を促すような糖質」と「体にいい影響を与えてくれる糖質」を見極めていくことが重要になります。

糖質制限で病気のリスクがあがる?

糖質制限は元々、糖尿病患者の方の治療の為に用いられたきた食事法です。
そのため、糖尿病を罹患している方、もしくは予備軍の方にとって適切な食事法であることは間違いありません。

しかし健康な方が専門家の指導を受けずに糖質制限を行う場合、数々のリスクがあることを忘れてはいけないんです。

例えば糖質制限を行うと、不足したエネルギーを補うために、主菜や副菜の摂取量が多くなる傾向にあります。

そこには、悪玉コレステロールを増加させる飽和脂肪酸や、血圧上昇を引き起こす塩分の摂取量が増えてしまうなどの危険性があります。

その結果「脂質異常症」や「高血圧症」といった生活習慣病にかかってしまい、動脈硬化が進行。
最終的には心筋梗塞や脳梗塞などの、恐ろしい病気が待ち受けているんです。

健康とダイエットの両輪を回す

どんなダイエットをする上でも「健康がベース」であり、それを一貫してお伝えするのが当ジムの理念であります。

そのため「きつい食事制限をする一時のダイエットに効果のある食事」は一切ご案内しておりません。

その代わり、あえて1日3~5食しっかり取り入れることで、エネルギッシュに動ける体を作るとともに”一生続けられるお食事を前提にご案内しています。

ダイエットの為の極端な食事法をしなくても、クライアントの皆様はしっかりとシェイプアップし結果を出されています。

世の中に「〇〇するだけで痩せる」といった誤った情報や、体重の減少と引き換えに健康を損なうダイエットも見受けられます。

仮に痩せたとしても「その後の健康損なわれては本末転倒」ということを忘れずにすごしていきたいですね。

【40代女性】ダイエット目的の筋トレは週何回がベスト?成果を出す為の頻度を紹介!

こんにちは!
パーソナルジムVIVAの小林です!

ダイエットや体を引き締めるため、注目されているのが「筋トレ」

実際、筋トレは体の見た目を変える効果的な運動になりますが

どの位のペースでやればいいんだろう…

と「頻度」で悩むことがありますよね。

「やればやるほど効果がありそう」と思われがちな筋トレですが、実は体の見た目を変える目的からすると逆効果になってしまうこともあるんです。

そこで今回は「40代女性のダイエット筋トレはどの位のペースでやればいいのか」を解説していきます。

理想のペースは2~3回

ダイエットを一番の目的としてトレーニングをするのであれば「週2~3回」の頻度で十分です。

毎日やらなくていいの?

と思うかもしれませんが、毎日同じ部位に刺激を与えると筋肉の回復が間に合いません。

すると筋肉の成長も阻害されてしまうので、かえって効率の悪いトレーニングになってしまうんです。

なので、筋トレをしたら1~2日ほど休息を取る。

その方が、結果的に筋肉は成長するので効率のいいトレーニングが出来るんです。

パーソナルジムVIVAのトレーナー作成

筋トレをしてダイエットをするのであれば、筋肉を増やして基礎代謝をあげるのが大切です。

なので適度に休息を取りながら、筋肉の成長を促してあげましょう。

頻度別のスケジュール例

週2~3回の頻度が理想とお伝えしましたが、人によっては可能なトレーニング日数も変わるかと思います。

そこで週1回が限界な人や、週4回以上が可能な人に向けて、頻度別のトレーニングスケージュール例やるべきトレーニングをご紹介します。

週1回、週3回、週5回に分けているので、ぜひ参考にしてみてください。

週1回の場合

週1回のトレーニングをする場合は、ご自身のご都合のいい曜日で行ってください。

平日であれば平日。休日であれば休日。

1時間ほどの時間が取れれば、いつやっていただいても大丈夫です。

そして、実際にトレーニングをするときは「全身を鍛える」のがポイントです。

なので「多関節種目」といわれる関節が2つ以上動く種目を選び、効率よく筋トレをしていきましょう。

具体的な種目としては、以下の通りです。

パーソナルジムVIVAのトレーナー作成

これらの多関節種目であれば一度に複数の筋肉を動かせるため、効率よく全体を鍛えることができます。

変化が出るまで時間が掛かる頻度ですが、習慣にはしやすいので

まとまった時間が取りづらい…

という人は、週1回の全身トレーニングから取り組んでみてください。

週3回の場合

先にも述べたように週3回トレーニングをするのであれば、中1~2日休息を設けるのがベストです。

鍛えた箇所を3日ほど休ませることで、効率よく筋肉が増えます。

筋肉が増えると基礎代謝があがり、体脂肪が燃えやすくなるのでダイエットを効率よく行うことができます。

そして具体的なスケジュールとしては、以下の通りになります。

パーソナルジムVIVAのトレーナー作成

上半身と下半身で曜日ごとに切り替え、完全に疲れが取れてからトレーニングを再開するルーティンです。

土日以外は1日置きにトレーニングを行うので、リズムも掴みやすいかと思います。

トレーニングメニューは多関節種目をメインにして、他に気になる場所があるようなら腹筋や腕の筋トレを組み込んでいきましょう。

パーソナルジムVIVAのトレーナー作成

週5回の場合

時間に余裕がありトレーニングにも慣れてきたようであれば、鍛える場所を細かく変えながら連日のトレーニングを実施していきましょう。

具体的スケジュールとしては、以下の通りです。

パーソナルジムVIVAのトレーナー作成

トレーニング頻度こそ多くなりますが、最も成果の出やすいペースです。

細かく部位を分けているので、1回のトレーニング時間を短く済ませやすい頻度でもあります。

ただし、疲労も溜まりやすい頻度なので

最近疲れが抜けない…

という様子があれば、1週間トレーニングを休むといった方法も積極的にとってください。

トレーニングメニューは多関節種目をメイン。

時間や体力に余裕があれば単関節種目を組み込み、筋肉の発達を促していきましょう。

パーソナルジムVIVAのトレーナー作成

成果を出すには食事が大切

筋トレをすることで「痩せやすい体」を作ることができますがそれ以上に大切なのが「食事」です。

どれだけハードな筋トレをしても、食事が疎かになっていると体脂肪が減ることはないんですね。

パーソナルジムVIVAのトレーナー作成

では、どんな食事をすれば痩せられるのかと言うと「消費カロリー>摂取カロリー」です。

毎日の食事を消費カロリー以下に抑えることで、少しずつ体脂肪を減らすことが可能になります。

どの位のカロリーで痩せられる?

もうやってるけど上手くいかない…

というひとは、以前の記事「2カ月で5㎏痩せるダイエットステップ」を参考にしてみてください。

「カロリー」「タンパク質の量」など細かいことも解説しているので必見です。

まとめ

今回は「40代女性のダイエット。成果の出やすいトレーニング頻度」について解説しました。

  • 継続しやすく成果が出やすいのは「週2~3回」
  • 筋トレを習慣づけたいなら「週1回」
  • 最短で成果を出すなら「週5~6回」

つい結果をはやく出したくて、がんばりすぎてしまうこともありますよね。ですが40代はケガをしやすい年代でもあるので、絶対に無理をしてはいけません。

基本は自分が可能な範囲で、少しずつ頻度を増やしてカラダを筋トレに慣らしていきましょう。

もし「1人だと運動が続かない…」「自分でやるとケガをしそうで怖い…」という方がいましたら、40代女性ダイエット専門ジムVIVAへご相談くださいませ。

元介護従事者・元保育士のトレーナーがマンツーマンで、カウンセリングのご案内をさせていただきます。

少しでも新しい発見や気づき。体が変わることの楽しさに気づけるようご対応させていただきます。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いしマッスル!