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ダイエット続かない人が持つべき目標の立て方②

静岡市・清水区・蒲原

『40代女性ダイエット専門』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの小林です。

前回のブログ記事で「ダイエットを継続するための目標の立て方」を解説しました。

今回はそこから引き続き「それを忘れずに継続するコツ」をご紹介していきます。

紙に書いて見えるところに貼っておく

前回のブログ記事で「ダイエットの先に何が欲しいのか」を明確にすることで、ダイエットの継続率が大きく変わることを解説しました。

しかし、一度思ったことでも忘れてしまうのが人間です。

「自分の憧れの人に近づくために痩せる」「自分の将来のために痩せる」と「ダイエットの先に何が欲しいのか」を明確にしても、日にちが経つことに目標と意識が薄れてしまうんですよね。

ではどうすれば「何が欲しいのか」を忘れずに、ダイエットを継続できるのでしょうか。

それが紙に書いて見える所に貼るです。

そんなので継続できるの?

と思うかもしれませんが、この効果は絶大なんです。

というのも「紙に書きだして視覚化」すると、脳内の潜在意識に目標が刷り込まれていきます。

すると、特に意識しなくてもその目標を達成するための行動ができるようになり、自然とダイエットを継続することができるんですね。

さらに、目標を紙にかいて見えるところに貼っておくと、その夢や目標実現のために必要ない行動自然とへっていきます。

1日や2日で急激に変わることはありませんが、何カ月も続けていくことで行動が驚くほど変わっていくんです。

例えば「憧れの人に近づくために痩せる」という目標を紙に書いたとします。

痩せるためには運動・食事を見直し、コツコツを継続しなければいけません。

しかし、だいたいのかたは

「ジャンクフードを毎日食べるのが祝福。でも痩せるためにはカロリーを控えなきゃ…」

という感じで、ダイエットよりもジャンクフードを食べる方を好ましいように感じます。

しかし、目標を具体的に書き出して、痩せた姿を想像しながら、その紙を毎日読むようにしたとします。

すると次第に

ジャンクフードを食べるのって、なんか落ち着かない。ヘルシーな食事にしないと気が済まない!

という感覚に変わっていきます。

何度も目標の紙を読んで潜在意識にその目標を覚えさせることで、脳が「憧れの人に近づくために痩せることは大事なんだ!」と判断するようになるんですね。

こうなるとダイエットをするために必要な行動をしているときは「頑張っている」という感覚ではなくなります。

それを「やっていないと気が済まない」と感じるようになるんです。

頑張っているという感覚がなくなれば、ムリなく行動を継続できます。その結果、ダイエットの達成確率もあがるようになるんですね。

スマホ画面もオススメ

ブログの冒頭では「紙に書く」ことをオススメしましたが、スマホの待ち受けに自分の目標を書くのも効果的です。

スマホは1日に約50回開かれるといわれているので、その都度目標を目にすることでより潜在意識に根付きやすくなるんです。

「待ち受けを自分でつくる」というひと手間はありますが、一度待ち受けを作成してしまえばあとはほとんどやることもないので、これを使わない手はないんですよね。

ちなみに当ジムは、ご希望があればお客様の目標を記入した待ち受け作成を承っているので、気になる方はぜひお声かけください。

実際のお客様に作成した待ち受け
(「8月の誕生日までに40㎏台になって去年着るのを断念した水着を着るぞ」を英語表記にしています)

心理学者ウィリアム・ジェームズの言葉に「心が変われば行動が変わる」というフレーズがありますが、ダイエットにも通ずるところがありますね。

ダイエット続かない人が持つべき目標の立て方①

静岡市・清水区・蒲原

『40代女性ダイエット専門』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの小林です。

運動にしろ食事管理にしろ、ほぼ100%の人がつまづくのが継続

私のもとへお越しいただくクライアントさんも「継続さえできれば」という方が多数派です。

とは言っても「継続が一番難しい」のも事実。「今回こそは!」と思っても、すぐ落ちない体重に心折れてしまう人も多いと思います。

そこで当ジムがお客様に推奨している【ダイエットを継続するための目標の立て方】をご紹介していきます。

ダイエットの先に何が欲しいのかを明確にする

当ジムでカウンセリングをする際に、必ずお伺いしているのが「ダイエットした先に何が欲しいのか」です。

お伺いしてみると、意外と出てこないクライアント様もいるのですが、ここをハッキリさせておくかどうかでダイエットの継続率は大きく変わります

例えば

  • 「痩せて誰かを見返したい」
  • 「年に1回ある同窓会で自分だけ太っていたくない」
  • 「痩せて自分に自信を持ちたい」

など、これが「ダイエットの先の何か」になります。

よく「結婚式でワンサイズ下のドレスを着る」という目標を掲げる方も多いですが、女性からすればこれほど強い「ダイエットの先の何か」はありませんよね。

つまりここを明確にしておくかで、自分の目標とする体重・体型までダイエットを継続できるか大きく変わってくるんです。

そして「ダイエットの先に何が欲しいのか」はいたって個人的な目標でなければ続きません。

個人的な目標とは「自らの利益になる目標」で

  • 【自分の将来の健康のため】にダイエットする
  • 【自分の理想の体のため】に痩せる
  • 【自分の憧れの人に近づくため】に筋トレする

といった「自分」が主語で始まる目標です。

ダイエットをすることで「自分が何を叶えたいのか」。もしくは「どんなイヤな思いをしたくないのか」。

ここをハッキリさせることが、ダイエットの継続に大きく関わるんです。

なので「今までダイエットが続かなかった」という方は、漠然と痩せようとするのではなく「ダイエットの先に自分が何が欲しいのか」を明確にしてみてください。

とは言っても、一度思ったことを忘れてしまうのが人間です。

次回の記事ではそれを忘れずに【継続するコツ】をご紹介していきたいと思います。

もし「自分が何が欲しいのか」がわからないようであれば、ぜひ当ジムのカウンセリングで一緒に探してみましょう。絶対に見つけてみせます。

【マジでやめて】食べないダイエットが危険すぎる理由①

静岡市・清水区・蒲原

『40代女性ダイエット専門』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの小林です。

気温が暖かくなるにつれて、おおくの方が挑戦するのがダイエット。当ジムのクライアント様にも、減量に挑戦される方が増えてきました。

そんな中、やめたほうがいいと言われているのが「食べないダイエット」。極端に摂取カロリーを少なくすることで、短期間で痩せようとする試みです。

この食べないダイエットは「シンプルに痩せない」「リバウンドしやすい」といったことが挙げられますが、実は健康面においても悪影響しかないんです。

そこで今回は「食べないダイエットが危険すぎる理由」を解説していきます。

食べないことで脂肪肝になる

先にも述べた通り「食べないダイエットは結果的に痩せない」だけでなく、健康面においても悪影響しかありません。

特に顕著な症状として出てくるのが「ダイエット脂肪肝」です。

脂肪肝って食べ過ぎでなるんじゃないの?

と思うかもしれませんが「長期的な糖質制限」「極端にカロリー減らしたダイエット」をすると発症していまうことがあるんです。

というのも、体に入ってくる栄養が少ない状態が続くと、体は栄養(中性脂肪・ブドウ糖など)を内側にとどめておこうと働きます。

すると「エネルギーの貯蔵庫である肝臓」に体内の中性脂肪が大量に送り込まれ、結果的に食べてないのに脂肪肝になってしまうという事態を招いてしまうんですね。

(低糖質状態が続くとどんどん体脂肪が分解されますが、遊離脂肪酸過多になり脂肪酸が肝臓に蓄積されていきます)

さらに食べない状態だとタンパク質の量もへり、肝臓でのコレステロール合成が減ります。

こうなると肝臓から脂質(遊離脂肪酸)が出ていかないので、より脂肪肝になってしまう可能性があがるんです。

この状態になると著しく体調を崩したり、全く痩せない体質になってしまうこともあるので、食べないダイエットは絶対にやめた方がいいと言われているんですね。

さらに、食べないダイエットは「ダイエット中には絶対避けたいあること」を誘発しやすくなります。

これについては次回の記事で解説していきますので、お楽しみにまっていてください。

【要注意】水をたくさん飲むと痩せるってホント?

静岡市・清水区・蒲原

『ダイエット専門』パーソナルトレーニング

パーソナルトレーナーの小林です。

少し夏を感じる季節になり、多くのクライアント様がダイエットに挑戦する時期になってきました。

そしてダイエットに関して調べていると、こんな記事を見かけることもあります。

水をたくさん飲むと痩せる

水が体脂肪燃焼に効果があるように記載しており、水を飲むだけで痩せるように書かれていることもあるんですね。

では実際に、水を飲むと痩せることはできるのか。今回は水とダイエットの関係について解説していきます。

水を飲むと消費カロリーは増える

まずは1つの実験を元に、水の効果を見ていきましょう。

健康な男女14人を対象にしたある研究では、500ミリリットルの水を飲むことでエネルギー消費量が30%増えたことを証明する実験がありました。

飲み終わってから10分以内に効果が出始め、その効果は1時間以上続いたそうです。

つまりこの研究では「1日1.5ℓずつ水の量」を増やすと、毎日のエネルギー消費量が50kcal増える。

そしてこの習慣を1年間継続すると理論上は「17400kcal」の消費エネルギーになり、体脂肪2.4㎏を減らす効果があるとされているんです。

直接的に脂肪は燃やさない

しかし1つ疑問があります。

「水を飲むことで消費カロリー」を増やすことはできましたが、直接的に脂肪を燃やす作用はあるのでしょうか。

実は、水を飲むことで消費カロリーが増え体脂肪燃焼をサポートする役割はありますが、水を飲むこと自体に直接体脂肪を燃やす働きはありません。

そのため『たくさん水を飲んでも摂取カロリーが多ければ体脂肪は増えます』し、『水をあまり飲んでいなくても摂取カロリーが少なければ体脂肪は減る』ということになるんです。

もちろん水を飲むことで消費エネルギーが増えたり、排便がスムーズになる。また血流がよくなり、むくみが改善するといったことはあります。

ですが「水を飲むことで体脂肪が燃える」ということはなく、あくまでも体脂肪燃焼のサポートをする副次的な役割しかないんです。

水の飲み過ぎは「低ナトリウム血症」の誘発も

逆に水の飲み過ぎは「低ナトリウム血症」などを引き起こし健康被害がでることもあります。

低ナトリウム血症とは「水の多量摂取によって、血中のナトリウム濃度が下がる状態」なんですが、この状態になると主な症状としてめまい・頭痛・下痢。

悪化すると吐き気や嘔吐、錯乱、意識障害、呼吸困難。最悪の場合、死に至る可能性もあります。

早く痩せたい!

と焦っている人ほど、今までの倍以上の水をいきなり飲んでしまうこともあるので、低ナトリウム血症を引き起こさない範囲で水分をとることが大切になるんです。

1日の目安は?

とは言っても、私たちの体は約60%が水分で出来ており、水が健康的に生きていく上で欠かせないものであることは間違いありません。

では実際、1日にどの位の水を飲めばいいのでしょうか。

それが「体重(kg)×35ml」です。

体重が50kgなら「50×35ml=1750ml」が1日に摂取するべき水の最低量になります。

これには味噌汁やスープ・果物など食事や食材からとる水分も含まれます。

なので、朝起きたとき・お風呂あがりなど生活の区切りごとに水分が取れていれば、無理に水を飲もうとしなくてもクリアできるんですね。

もし運動をするのであれば、これに+500mlを目安。無理に飲まなくても必要な量は達成できるので、気張らずこまめに水分補給をしていきましょう。