静岡市・清水区・蒲原
『40代女性ダイエット専門』パーソナルトレーニング
パーソナルトレーナーの小林です。
以前、投稿した記事で「蒸留酒でもダイエット中は避けた方がいい理由」を解説しました。
飲酒をすると肝臓の機能がさがり、それによって血糖値が不安定になる。そして望ましくない「異常な食欲」を招いてしまうんです。
今回はそこから引き続き「ダイエット中は蒸留酒でも避けた方がいい理由」を解説していきます。
腸内環境が悪化する
体内にアルコールが入ると肝臓で分解されますが、その過程で肝臓から「アセトアルデヒド」という有毒物質が出てきます。
このアセトアルデヒドは「悪酔い」や「二日酔い」の原因物質となるのですが、この物質が腸内環境を乱しダイエットに悪影響を与えてしまうんです。
と言うのも、アセトアルデヒドは腸内の善玉菌を減少させ悪玉菌を増加させます。
すると「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」のバランスが崩れ、腸内環境が悪化し
- 栄養素の吸収不良
- エネルギー消費の効率低下
- 腸壁の慢性炎症(糖代謝の機能低下)
といった症状が表れ、ダイエットが阻害されてしまうんですね。
さらに、アルコールはホルモンのバランスを乱し「コルチゾール」というストレスホルモンのレベルを上昇させることがあります。
コルチゾールが増加すると
- 血糖値の上昇(グルコースの生成が促進される)
- 脂肪細胞に直接影響をあたえ、腹部周りの脂肪を蓄積
- 脂肪細胞における脂肪の合成を促進する
といった悪影響がうまれ「カロリーを減らしているのに体脂肪が落ちない」といった状態を招いてしまうんです。
糖質が少ないからといっても、ダイエット中のアルコールはほどほどに。
ダイエットに本気の人は禁酒。
ゆっくりダイエットの方は節酒。
可能な限りアルコールを断ちながら、目標の体を目指していただきたいものです。