静岡市・清水区・蒲原
『40代女性ダイエット専門』パーソナルトレーニング、パーソナルトレーナーの小林です。
前回のブログ記事(⇚タップすると開けます)で、女性の更年期ダイエットが痩せづらい理由を解説しました。
実際、更年期に入るとダイエットが一層難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、適切な食材を取り入れることで更年期の影響を軽減し、ダイエットを成功させることができます。
そこで今回は「更年期のダイエットに特に効果的な食材」を紹介します。
大豆製品
豆腐・納豆といった大豆製品には、みなさんもご存じの「大豆イソフラボン」が含まれています。
実はこの大豆イソフラボンは別名「植物性エストロゲン」と呼ばれており、更年期の乱れたホルモンバランスを整え【痩せやすい体】をつくってくれるんです。
植物性エストロゲンとは、植物に含まれたエストロゲンに似た化合物です。
イソフラボンは体内でエストロゲン受容体に結びつき、エストロゲンのような効果を発揮します。
エストロゲンは
- 脂肪分解の促進
- インスリン感受性の向上
- 食欲の抑制
といった影響を体に与えます。
その為、食品からイソフラボン(植物性エストロゲン)を取り入れることで乱れたホルモンバランスが整い、体脂肪が燃えやすい体を作ってくれるんです。
さらにイソフラボンは強力な抗酸化物質であり、細胞の老化を防ぎ若々しい健康を維持してくれる効果があります。
抗酸化作用とは体内の活性酸素を中和し、細胞のダメージを防ぐ働きのことです。
アンチエイジングなどでも聞く話題ですが、これには「細胞の保護」「老化の抑制」「病気予防」といった効果があります。
そのため、ただ痩せるだけでなく「キレイに痩せたい」方にとっても、大豆製品は積極的に摂った方がいいんです。
1日どのくらい摂ればいい?
大豆製品は女性の更年期ダイエットの強い味方になりますが、摂ればとるほど良いという訳ではありません。
摂り過ぎてしまうとかえって「ホルモンバランスの乱れ」を誘発したり、甲状腺機能を低下させてしまうことがあるので、適切な量を守ることが大切になるんです。
では1日にどのくらいまでとっていいのか。
厚生労働省によると「1日70~75mg」の大豆イソフラボンの摂取量を調整することを推奨しています。
これは身近な食品に置き換えると
豆腐: 1丁(約300g)で約60mgのイソフラボン
納豆: 2パック(約100g)で約60mgのイソフラボン
といった量になります。
これらの食材と量をバランスよく摂り入れることで、更年期の乱れたホルモンバランスを整え、キレイにかつ健康的に痩せることができるんです。
どちらの食材も身近なスーパーでお手頃な値段で手に入るので、積極的に活用していきたいですね。