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【食べてないのに太る!?】そんな時に見直すべき3つのポイント

静岡市・清水区・蒲原

『40代女性ダイエット専門』パーソナルトレーニング、パーソナルトレーナーの小林です。

40代に突入し、食べる量は減らしてるのに体重が増える…そんな経験ありませんでしょうか?

実は40代の女性にとって「食べてないのに太る」という現象は珍しくありません。

そこで今回は「食べてないのに太るときの原因と解決策を3つ」解説していきます。

食事量が極端に少なすぎる

1回の食事を「サラダとおにぎりのみ」といった少ない量で済ませていると、体は代謝をさげてしまい痩せることができません。

食事量が少なすぎると体はエネルギーを節約しようとし、かえって脂肪を体に溜め込もうと働いてしまうんですね。

これを難しい言葉で「ホメオスタシス(恒常性)」と言うのですが、体が必要とするエネルギーを摂取できないと、体はエネルギーを節約しようと基礎代謝を下げます。

その結果少ないカロリーでも体は脂肪を蓄積しやすくなり「食べてないのに太る…」という事態を招いてしまうんですね。

また極端に食事量が少なすぎると、栄養不足により筋肉量が減少します。

これによって「基礎代謝の低下」に拍車がかかり、脂肪が燃焼されづらく体重が増加しやすい体になってしまうんです。

ダイエットだからといって極端にカロリーを減らすのは厳禁。

年齢・身長・体重にもよりますが、少なくとも「1日1200~1800kcal」は確保していきましょう。

タンパク質が不足してる

食事量の部分を少し被る内容がありますが、食べてないのに太るというときは「タンパク質の量が少ない」のが原因の可能性もあります。

タンパク質が不足すると、まず筋肉量が減少します。

筋肉は基礎代謝を維持するための重要な器官であるので、筋肉量がへると基礎代謝もさがり体脂肪も増えやすくなってしまうんです。

またタンパク質が不足すると、肌や髪の健康が損なわれ免疫力が低下します。

特に40代という年代はタンパク質が不足しがちな年代なので、十分なタンパク質摂取が必要になるんです。

さらにタンパク質が不足すると食事の満足が得づらくなり、過食や暴飲暴食の原因となります。

ダイエット中がカロリーが少なくなり空腹を感じやすいタイミングなので、ストレスの少ないダイエットをするためにも「タンパク質」は欠かせない栄養素なんです。

そして、1日に必要なタンパク質は量は「体重×1~1.2g」になります。

体重50kgの人であれば50~60gなので、1食あたり20gを目標にすればOKです。

毎食こぶし大のお肉や魚を食べれば約20gのタンパク質がとれるので、それを目標にしていきましょう。

睡眠時間が短い

慢性的な睡眠不足がつづくと「食べてないのに痩せない」という事態を招くことがあります。

というのもコルチゾールが増加すると、腹部の脂肪が増加しやすくなります。

腹部の脂肪細胞はコルチゾールの受容体(タンパク質の一種)が多く存在します。

そのため、コルチゾールが増えると腹部の脂肪細胞が活性化され脂肪の蓄積が促進。

結果として「食べてないのに痩せない」という現状を引き起こしてしまうんです。

さらに睡眠不足が続くと、食欲を調整するホルモンバランスが崩れます。

食欲を増進させる「グレリン」の分泌が増え、食欲抑える「レプチン」の分泌が減ってしまうんです。

これにより「異常な食欲」や「甘い物への強い欲求」が生まれ、過食や間食がカロリー摂取量が増加してしまうんですね。

個々の体質によって必要となる睡眠時間は変わりますが、一般的に「7~9時間」の睡眠が適切とされています。

なので最低でも7時間睡眠。自分の体調を観察して、最適な睡眠時間を見つけていきましょう。

40代女性はなぜ痩せづらい?ホルモンの視点から解説

静岡市・清水区・蒲原

『40代女性ダイエット専門トレーニングジム』

パーソナルトレーナーの小林です。

多くの女性が実感するのが、40代にはいった途端の「痩せづらさ」。頭を抱えている人も少なくないと思います。

本日はそんな問題の原因を「女性ホルモンのエストロゲン」の視点から解説していきます。

エストロゲン減少の影響

エストロゲンは女性ホルモンの一種で、女性らしい体つきをつくったり、骨の健康、肌のハリなどにも関わっています。

またエストロゲンは「脂肪の分解や代謝」「脂肪合成の抑制」といった機能を持っており、脂肪が溜まりづらい体を維持してくれるんです。

しかし加齢によって卵巣機能が低下すると、エストロゲン分泌量の低下につながります。

その結果、脂肪の分解や代謝が滞り「脂肪が溜まりやすい体」になってしまうんです。

特に閉経が近づくと、エストロゲンの分泌は急激に減少します。

そのため、閉経が近づく40代以降になると「何をしても痩せないカラダ」になってしまうんですね。

女性ホルモンを整える食品

ではエストロゲンの分泌を増やすには、どうしたらいいのでしょうか?

定期的な運動・睡眠など様々なアプローチはありますが、その中でも取り組みやすいのが「大豆製品を食べる」です。

大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは「食物性エストロゲン」とも呼ばれており、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。

大豆イソフラボンとエストロゲンは、分子構造が似ているからですね。

そのため習慣的に大豆製品を食べる習慣があると、大豆イソフラボンが減少したエストロゲンの代わりを担ってくれます。

するとホルモンバランスを整えることができ、エストロゲン分泌低下による「脂質代謝の低下」を防ぐことができるんです。

脂質代謝の低下を防げれば「脂肪も溜まりづらく」なり「体脂肪の燃焼も促進」されるので、40代女性の痩せづらい体の強い味方になってくれるんです。

ただし、大豆イソフラボンは1日で体が吸収できる量が決まっています。

1日の上限摂取量は70~75mg。豆腐であれば約300g。納豆であれば2パックが目安となります。

食べれば食べるほどいいという訳ではないので、気を付けていきたいですね。

【重要】本当のヒップアップはここを鍛える。効率よくヒップするエクササイズ紹介②

静岡市・清水区・蒲原

『40代女性ダイエット専門トレーニングジム』

パーソナルトレーナーの小林です。

前回のブログ記事(⇚タップすると前回の記事が開きます)で「ヒップアップで鍛えるべきは中殿筋である」というお話をさせていただきました。

そこで今回は「実際に中殿筋を鍛えられる種目を2つ」ご紹介していきます。

ケーブルキックバック

ケーブルキックバックはマシンを使った種目で、大殿筋と中殿筋の両方を鍛えるエクササイズです。

大殿筋への負荷もありますが、あるポイントを意識するだけで「中殿筋」への刺激を高めることができます。

では意識するポイントとは何なのか?

それが「動かす側の足を斜め45度にする」です。

前回のブログ記事でも解説した通り、中殿筋は「足を体の側面に持ち上げる動き(股関節の外転)」といった動きで活発になります。

そのため、つま先を斜め外に向ける事で「股関節の外転」といった動きが加わり、中殿筋をより効果的に鍛えることができるんです。

では具体的にやり方を解説していきます。

ケーブルキックバックのやり方(中殿筋への負荷を高める方法)

  1. スタートポジション:
    • ケーブルマシンの下部にアンクルストラップをつけ、足首に装着します。
    • 体を前に倒し、両手で安定のためにマシンのフレームを握ります。
    • つま先を斜め外に向け、動作中はその向きを維持したまま繰り返します。
  2. 動作:
    • 脚を後方に蹴り上げるようにして伸ばします。このとき、中殿筋を意識して動作を行います。
    • ゆっくりと元の位置に戻します。
  3. 繰り返し:
    • これを15回、3セット行います。その後、反対側も同様に行います。

初心者の方でも「中殿筋への刺激」を感じやすい種目なので、トレーニング初心者の方にこそ取り入れて頂きたい種目です。

サイドレッグレイズ

こちらは自重で行うエクササイズです。ジムに通うのが難しい方はこちらを実践してみてください。

サイドレッグレイズは自重トレーニングの中でも、中殿筋をピンポイントで鍛えられるエクササイズです。

足を体の側面に持ち上げる「股関節の外転動作」をメインで行う種目なので、ヒップアップ効果も高いエクササイズなんですね。

では具体的にやり方を解説していきます。

サイドレッグレイズ

  1. スタートポジション:
    • 横向きに寝転びます。下側の腕は頭を支え、上側の腕は体の前に置きます。
    • 両足をまっすぐに伸ばし、足首を90度に曲げます。
  2. 動作:
    • 上側の足をゆっくりと持ち上げます。このとき、中殿筋を意識して使うようにします。
    • 頂点で1〜2秒キープします。
  3. リターン:
    • ゆっくりと足を元の位置に戻します。
  4. 繰り返し:
    • これを15回、3セット行います。その後、反対側も同様に行います。

この種目をやる時に意識するポイントは「お尻の横」と「お尻の上」に刺激が入っているかどうかです。

お尻を手で触れると動いてる箇所もわかりやすいので、可能な人は動いている筋肉を指でタッピング(使っている筋肉をリズムよく叩く)してみましょう。

ジムではケーブルキックバック。自宅ではサイドレッグレイズを取り入れて、美しいヒップラインを目指してみてください。

【重要】本当のヒップアップはここを鍛える。効率よくヒップするエクササイズ紹介①

静岡市・清水区・蒲原

『40代女性ダイエット専門トレーニングジム』

パーソナルトレーナーの小林です。

女性がトレーニングをする目的の1つとして、よく挙げられるのが「ヒップアップ」

スクワットやヒップリフトといったエクササイズで、理想とするお尻を目指す人も多いのではないでしょうか。

しかし、どれだけトレーニングを継続しても「全然お尻が上がらない…」という声も少なくありません。

それもそのはず。本当のヒップアップに必要な筋肉を使えてない人が多いからですね。

そこで今回は「ヒップアップのために本当に鍛えるべき筋肉」を解説していきます。

ヒップアップで鍛えるべきは「中殿筋」

ヒップアップを目指すならまず知っておきたいのは、どの筋肉を鍛えるべきかということ。

多くの人がお尻の一番大きな筋肉「大殿筋」に注目しますが、実は中殿筋を鍛えることが欠かせないんです。

ではまず中殿筋がどんな筋肉なのか解説します。

中殿筋の位置と役割

中殿筋(ちゅうでんきん)はお尻の外側に位置する筋肉で、ヒップの丸みと引き締まりに大きく関与しています。

また大殿筋よりも深い場所にあり少し上部に位置するので、この筋肉を鍛えることでお尻のトップあがった印象を与えることができるんです。

さらにこの中殿筋は、歩行時の骨盤を安定させる役割あります。

骨盤が安定すると自然と骨盤の前傾・後傾が改善され、結果として視覚的にヒップアップした印象を与えることができるんです。

そしてこの中殿筋は

・足を体の側面に持ち上げる動き(外転)
・足を外側に回す動き(外旋)

といった動きで活発になります。

つまり、こういった動きが含まれていないスクワットやヒップリフトをやっても非常に効率が悪い。

ヒップアップに欠かせない「中殿筋」を集中的に鍛えられていないので、結果として「筋トレしてるのに全然お尻があがらない」という事態を招いてしまうですね。

ではどんなエクササイズで中殿筋を鍛えられるのか。次回のブログ記事で解説していきます。